2018年CFB注目選手 vol.13 アイオワ大 TE T.J. ホッケンソン

2018年10月20日
今回は久々に「攻撃のダイナモ」であるTEのポジションから逸材を発見したので、皆さんと一緒に「青田買い」して参りたいと思います。


彼の名はアイオワ大ホークアイズ三年生T.J. ホッケンソン。居酒屋でお馴染みの魚みたいな苗字ですが、相当「やる」選手です。2018年シーズン前半の暴れっぷりをまずは御覧下さい。
昨2017年シーズンはアメリカのメディアでも全くノーマークだった選手で、2018年シーズン開幕からそのポテンシャルを発揮してその名をお茶の間に知らしめました。パスの長短に関わらずスムーズなリリースとシュアなキャッチに加えて、196cmの巨体とは思えない補給後の加速を披露。アイオワ大QBネイト・スタンリーにとっては、もはや手離す事の出来ないターゲットとなっています。


こちらはインディアナ大戦でのハイライトになります。
冒頭のTDキャッチで非常に興味深く感じたのが、ジャンプした際にはまだ腕を伸ばし切らず、ボールの通過する辺りを狙ってホッケンソンが手を差し出している点です。このシーンは、サッカーのゴールキーパーがジャンプ一番でファインセーブする絵と重なるような気がしました。レシーバー諸兄にとって、地表から高いポイントで勝負するスキル磨きのヒントになるのではないかなと思います。



ホッケンソンの素顔 -あの「King Of Rock'n Roll」の生まれ変わり?-

恒例の素顔チェックに参ります。上記のインディアナ大戦後のインタビュー動画をどうぞ。
見方によっては、かの「King Of Rock'n Roll」ことエルヴィス・プレスリーに見えなくもないような気がします。J-popならば横山輝一さんにも似ているような…さらに目を引くのが頭部の「鉢」のデカさ。ヒットの方も相当強いように思われます。という事は、エルヴィスもフットボールを本気でプレイしていたならばかなりのハードヒッターになっていたかも知れません。


近年はCFBとNFLに関わらずTEのポジションは「売り手市場」の感があるため、それに伴ってホッケンソンの「市場価値」も間違いなく上昇する事になるでしょう。引き続き彼はチェックしていきたいものです。



[了]

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