2018年CFB注目選手vol.8 パデュー大 WR ランデイル・モーア

2018年9月10日
CFB(カレッジフットボール)2018年シーズン開幕週で全米にその名を知らしめたゴールデンルーキーについて、今回はお話させて頂きます。

Big Tenの「高偏差値」対決となるノースウエスタン大戦にて鮮烈なデビューを飾ったのは、パデュー大ボイラーメイカーズ一年生WRランデイル・モーア。11捕球で109ヤードの1TD、走っては79ヤードの1TD、リターンでも125ヤードのトータル313ヤードを獲得するという驚異的な数字を叩き出しました。このゲームには敗れたものの、同大の単独ゲーム獲得距離記録を破る結果に。

特に圧巻なのは二本目のTDとなった左サイドへのジェットスイープで、あたかもTV画面越しに彼をジョイスティックで操作しているような錯覚すら受けました。守備選手に刺し込まれても鋭いカットを踏んでからの「もうひと伸び」があり、久々に独りで局面を打開出来る選手と出会ったような気がします。

こちらはモーアのワークアウト風景と高校時代のハイライトになります。その凄まじい運動能力を再認識出来ますが、バク宙&キャッチという芸当はアメリカにおいて最早デフォルトなんですね…

Source:Rondale Moore: Cold as Ice on YouTube.com

 

 

当然こんな素材なので、某ジャニーズ事務所のアイドルよろしくメジャーカレッジからの「ラブレター」で段ボール箱がいっぱいになる高校時代を送っていたようです。インディアナ州の名門で学術的にも定評があり、フットボールに関してはそこそこ故に早い段階で活躍出来るという点で、モーアがパデュー大を選んだのは英断だったのではないでしょうか。

Source:Rondale Moore’s Recruitment is Heating Up on YouTube.com

 

 

あんなスリリングなプレイを披露する割には、なかなか人生設計がしっかりしている若者であります。



[了]

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