2018年CFB注目選手vol.2 アリゾナ州立大 WR エンキール・ハリー

2018年8月8日
今回の2018年CFB(カレッジフットボール)注目選手は、かつて二度全米王座に輝いた古豪アリゾナ州立大サンデヴィルスから三年生WRエンキール・ハリーになります。ワイドアウトのポジションで久々に「規格外」を感じさせてくれる選手です。

普通の選手ならば相手DBにがっつりインターフェアされると「オイ!今のイエローだろ!」とフラッグを飛ばすジェスチャーをするのが関の山ですが、そんな場合でも何食わぬ顔でボールをキャッチしてしまうようなマンツーマンにおける強さがハリー最大の特長です。193cmに98kgのサイズを活かした捕球後のトルク感溢れる走りも魅力的で、大いに相手守備の脅威となっています。



アリゾナ州立大の2018年シーズンのトピックとしては、かつてニューヨーク・ジェッツやカンザスシティ・チーフスを率いた経験のあるハーム・エドワーズがHCに就任。NFLでもチームをプレイオフに導いた手腕に注目が集まっています。

そしてアリゾナ州立大を語る上で無視する事が出来ないのが、CFBで最も人気のあるマスコットのひとつ(ひとり?)である「スパーキー・ザ・サンデヴィル」。

Source:Arizona State Mascot Sparky on YouTube.com

 

ウォルト・ディズニー・カンパニーに所属していたデザイナーの手によって誕生した事もあり、スパーキーのモデルはウォルト・ディズニーであると言われています。近畿大学フットボール部が同じマスコットをチームロゴとして使用していた(先日体育会統一ユニフォームの採用を発表、ニックネームも変わってしまうのは残念ですが…)ので、日本でも馴染みのある意匠ではないでしょうか。

元来スパーキーは現在のような着ぐるみではなく素顔で演じられていたようで、その事実を知って『鉄腕アトム』の実写版を目の当たりにしたくらいの衝撃を受けました。

初代スパーキーのディック・ジェイコブスさんと歴代スパーキー達のコラボは何だかほっこりしますが、全員が願っているのは低迷が続いているサンデヴィルスの復活だと思います。

近年のPac-12は絶対的王者のようなチームが存在していないため、アリゾナ州立大がトップに浮上するチャンスも多いにあり得ます。そのためのキーマンとなるのがタフなフットボールを標榜するエドワーズHC、そして「規格外」プレイを繰り出すハリーであるのは間違いありません。今シーズンは、久々にアリゾナ州立大がローズボウルの舞台に立つ事を期待したいものです。


[了]

同じカテゴリーの記事一覧

ページのトップへ戻る