「Snapshooters」其の四 トニー・ロモ

2016年3月13日
かなーり御無沙汰となり申し訳ありません…"Snapshooters"現役選手の第三弾はダラス・カウボーイズの色男トニー・ロモであります。

2015年は負傷離脱で不本意なシーズンとなりましたが、開幕のニューヨーク・ジャイアンツ戦では観ていてしびれるパスを決めまくっていました。彼の最大の特長は、自分が有利でない体勢にも関わらず好きなタイミングでコントロール良くボールを放れる所にあります。横綱五人にがっちり守られているトム・ブレイディ様に比べて、幕下付出ばかりのようなパスプロテクションの中では追っかけ回される事が度々ですからね…そのような環境がロモのスキルアップを促してきたのかも知れません。


Source:Top 100 Players of 2015: Tony Romo on YouTube.com

 

 

トニー・ロモのSnapshootersたる所以

こちらが2015年開幕の対ニューヨーク・ジャイアンツ戦でのワンダフルなパフォーマンスです。特に01:40の「ペッ」と放っているパスは"Snapshooters"感が出まくっています。長年のパートナーであるTEジェイソン・ウィッテンも相変わらずエアポケット的にフリーになっていますが、恐らく守備に応じてルートの選択を任されているからではないでしょうか。


ダラスだけではなく全国区の人気を誇るロモですが、フィラデルフィアではその名前を出さない方が良いかも知れません。幾度が苦杯を飲まされているフィラデルフィア・イーグルスのファンの皆さんが、怒りの丈をダミーにぶつけまくっている模様をどうぞ。

Source:Eagles fans destroy Tony Romo dummy on YouTube.com

 

 

キックにパンチ、スープレックスやラリアートなどのプロレス技に凶器攻撃などなど、WWEやUFCも顔負けであります。そしてアスファルトの上で、しかも防具も付けずにフルスピードでフルヒット出来る一般人(?)がこれほど存在するとは…日本のフットボールの夜明けはまだまだ遠いぜよ、です。

アンチがこれほど多いというのも一流の証明。個人的にも、ロモにとって2016年が捲土重来のシーズンになる事を切に願っております。



[了]

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