ハイズマン賞候補に食い込めるか!? RBエズィキル・エリオット

2015年12月10日
いよいよハイズマン賞候補選手の最終選考も発表されますが、その中にギリギリ食い込めるか?という感じなのはオハイオ州立大バッカイズRBエズィキル・エリオットであります。ひと足早くBig Tenカンファレンスの最優秀攻撃選手に選ばれたインタビュー動画をどうぞ。

エズィキル・エリオット Big Ten最優秀攻撃受賞時のインタビュー動画

エズィキル・エリオットのセールスポイント

走ってナンボの完全なランナータイプで、NFL選手で言うと2014年シーズンのリーディング・ラッシャーに輝いたデマルコ・マーリィ(現フィラデルフィア・イーグルス)に近い感じでしょうか。走る事に関しては御覧のようにセンスの塊ですが、2015年正月のシュガーボウルにてパスプロテクションの下手クソ加減を全米に知らしめてしまいました。あの試合でバッカイズが負けていたら、攻撃選手MVP獲得どころか戦犯のひとりに数えられていたかも知れません。

彼のもうひとつのセールスポイントは、アカデミック・オールBig Ten(学校の成績もハンパなく優秀であるアスリートが選出される)の一員にもなった事です。ひと昔ジム・トレッセルHCが率いていた頃のバッカイズは強豪であると同時に、在学中だけでなくプロ入り後も色々やらかすチ○ピラの巣窟みたいでしたからね…現職のアーバン・メイヤーHCが就任してからは、元気いっぱいだけど品行方正なチームカラーへとバッカイズは変貌を遂げているように感じます。

そう言えばメイヤーが去った後のフロリダ大ゲイターズは、非常に能力の高い選手が集まっているもののチン○ラ度も比例して高くなっている気が…プロフットボールに比して、カレッジフットボールではHCの影響力が実に大きい事が分かる好例であります。


[了]


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