ハイズマン賞候補⑦ オクラホマ大スーナーズ RB サマジェ・ピーライン

2015年10月3日
2015年ハイズマン候補シリーズ、続きましてはオクラホマ大スーナーズRBサマジェ・ピーラインを紹介させて頂きたいと思います。263回1713ヤードを走り21TDを獲得した、昨一年生のシーズンの活躍をどうぞ。

さらに付け加えると、ウィスコンシン大のメルヴィン・ゴードン(現サンディエゴ・チャージャーズ)が樹立した単独試合でのラン獲得距離FBS記録を一週間後に破った強者(何と427ヤード!)でもあります。

かつて二子山部屋の代表力士であった安芸乃島関を彷彿させる、臼のような腰の重さでタックルを弾く走りが最大の特長です。しかも中央突破だけではなく外を走らせても良いゲインを見せてくれるので、スプリント能力の高さと併せてゾーン・ブロッキングのスキームがしっかり頭の中に入っているようにも感じます。

NFL選手に例えるならば、かつてジャクソンヴィル・ジャガーズの屋台骨を支えたMJDことモーリス・ジョーンズ=ドリューに近いタイプでしょうか。インタビューでの受け答えでは人柄の良さがひしひしと感じられ、その辺りでも歴代の名ランナー達のマインドを合わせ持っていると言えるかも知れません。

たとえハイズマンを在学中に獲得出来なかったとしても、恐らくプロで活躍する選手になると思います。皆さん、今後のピーラインに注目していきましょう。




【了】

Source:Samaje Perine highlights 2014-2015 on YouTube.com

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