クレムソン大タイガーズ WR マイク・ウィリアムズ 「2017年NFLドラフト青田買い情報10」

2017年4月14日
WR(ワイドレシーバー)の2017年NFLドラフト候補生で、以前紹介させて頂いた西ミシガン大のコーリー・デイヴィスと双璧を成しているのがこちらのクレムソン大タイガーズのマイク・ウィリアムズ。

「デカい」「速い」「強い」の三拍子揃った選手で、エースQBデショーン・ワトソンとのホットラインを形成していました。たとえデショーンのパスタッチがよろしくない時でもがっちりキャッチする様は、まさにデショーンの「恋女房」。こちらの動画においては競り合いの場面が多く紹介されていますが、個人的にはスラント(WRが斜め内側にルートをとる)パターンの「超速」っぷりが彼の最大の武器ではないかと感じます。

NFLのスカウトを大学に招待してパフォーマンスを披露するプロ・デイの様子を拝見して、身体のデカさと動きのキレッキレ具合を再確認する事が出来ました。かつてNFLでも同姓同名のWRが二人ほど活躍していましたが、この状態そのままにプレイ出来れば彼等をゆうに超える選手になること間違いないでしょう。

近年のクレムソン大といえばWRの人材をNFLに「安定供給」しており、目下ウィリアムズの先輩達も所属チームの中軸として活躍しています。

今やヒューストン・テキサンズの看板選手となったデアンドレ・ホプキンス。彼もクレムソン大における「超速」レシーバーの系譜に名前を連ねています。NFLではややスキニーに見えますが、やはりCFBレベルだとデカく感じますね…

バッファロー・ビルズが誇る韋駄天レシーバー、サミー・ワトキンスもウィリアムズの先輩であります。そりゃあ100mスプリント自己ベスト10秒45のスピードがあれば、コンスタントに2ヤードのヒッチパスを20ヤード以上のゲインにしてしまいますよ…

Source: Sammy Watkins Highlights ᴴᴰ “Hell and Back” on YouTube.com

 

 

2017年1月のCFP全米王座決定戦を制した事で若くして名伯楽の仲間入りを果たした、クレムソン大ダボ・スィーニーHCの選手時代のポジションもWR。彼の指導が少なからずとも、名WRの輩出に大きく寄与している事は想像に難くないでしょう。

ドラフトでは早い段階での指名が予想されるため難しいと思いますが、デショーンとセットで獲得出来るとそのチームのパス攻撃は面白くなるかも知れませんね。



指名推奨度:◎



[了]

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