2017年CFB注目RB vol.3 ジョージア大 ニック・チャブとソニー・ミシェール

2017年7月26日
2017年CFB注目RBの第三弾は、SEC(サウスイースタン・カンファレンス)の古豪ジョージア大ブルドッグスの最強「デュオ」になります。

トルク感溢れる、ニック・チャブ

まず一人目はニック・チャブ。かつてセントルイス・ラムズ等で活躍したスティーヴン・ジャクソンに近い「ワークホース」タイプで、余計なカットを切らず縦に機関車の如く走り抜くタイプであります。

Source : Nick Chubb – Top 10 Plays (Georgia) on YouTube

 

同大の偉大な先輩であるハーシェル・ウォーカーが保持していた13試合連続ラン100ヤード獲得記録に並ぶパフォーマンスを見せながら、記録を破るかも知れなかったゲームでシーズンエンドの負傷。捲土重来で臨んだ翌2016年シーズンは、こちらのようなトルク感あふれるランを披露してくれました。2017年はNFLドラフトにエントリーする権利を得ていましたが、ジョージア大で四年生のシーズンを迎える事を決意。その走り同様に身の振り方も堅実です。

スピード派、ソニー・ミシェール

そしてチャブの「相方」になるのが、こちらのソニー・ミシェールです。チャブの負傷離脱後に八面六臂の活躍を見せてくれた2015年シーズンのハイライトをどうぞ。

Source : Sony Michel – Top 10 Plays (Georgia) on YouTube.com

 

 

100m走10秒99のスピードを武器にパスレシーバーとしても脅威となる「フィーチャーバック」タイプで、NFLの現役選手で言うとバッファロー・ビルズのルショーン・マッコイに近い感じでしょうか。 異なるタイプで「住み分け」が出来ている事もあり同級生のチャブとの関係は概ね良好、そしてミシェールも2017年シーズンをブルドッグスの四年生として迎えます。

長らくパッとしないシーズンが続いていましたが、この最強「デュオ」を擁するジョージア大攻撃は間違いなくSECの台風の目となる事でしょう。



[了]

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