ジョン・ロスが40ヤード走最速記録更新!

2017年3月16日
ドラフト候補生の運動能力をNFLのスカウト達がチェックする天下一運動会ことNFLスカウティング・コンバインですが、オリンピック同様にやはり一番の呼びモノは短距離走の40ヤード(約36m)スプリント。今回はその歴代最速記録がついに塗り替えられる事になりました。

2017年NFLスカウティングコンバイン 40ヤード走WR最速、歴代最速が誕生!

CJ2Kことクリス・ジョンソンが記録した4秒24を上回る4秒22で走り切ったのは、こちらのワシントン大ハスキーズWR(ワイドレシーバー)ジョン・ロス。彼のフィールド上での韋駄天っぷりをまずはどうぞ。まさにハスキーズ攻撃の「プレイメイカー」であります。
しかし4秒50台でも十分に超速(ちょっぱや)なのですが、『ドラゴンボール』の戦闘力や『キン肉マン』の超人強度ばりにタイムのインフレ度が甚だしくなってきましたね…


2017年NFLスカウティングコンバイン RB最速はT.J.ローガン。

ちなみにRB(ランニングバック)のカテゴリーにおける40ヤード走最速タイムは、こちらのノースカロライナ大ターヒールズのT.J.ローガンが記録した 4秒37であります。

Source:TJ Logan Highlights || “Mr. 8 Ball” || on YouTube.com

 

 

今年のトップクラスRB陣が4秒50前後で集まっていた事を考えると頭ひとつ出ていますが、4秒24を叩き出したCJ2Kはやはり尋常ではなかったんだなぁーと再認識させられました。恐らくローガンは第3ダウンでのフィーチャーバックやキッキングゲームでのリターナーとしての起用が規定路線と思われるものの、ドラフト指名される確率がぐんと上がったのは間違い無いでしょう。

40ヤード走のタイムでフットボール選手の能力が全て決まる訳ではありませんが、通常ならば届かないボールに届いたり、捕まる所で捕まらない等、純粋な足の速さによって誰もが想定していないプレイをもたらす事は多々ありますからね。

何だかんだ言っても人類が「速さ」への憧れを持っている限り、フットボールにおける40ヤード走のタイムに対する興味は今後も生き続けるように思います。



指名推奨度:両名とも○かなぁ…



[了]

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