2016年Pac-12北地区優勝決定戦 ワシントン大ハスキーズ vs ワシントン州立大クーガーズ

2016年11月30日
ついに2016年CFBも第13週を迎え、各カンファレンスの地区優勝校が出揃います。

「アップルカップ」と銘打たれたご近所対戦であり、今年はPac-12北地区優勝を決定するワシントン大ハスキーズとワシントン州立大クーガーズのゲームですが、蓋を開けてみるとハスキーズが地力の差を見せつける内容となりました。


ハスキーズの超新星QBジェイク・ブローニングに関しては、よもやの黒星を喫したUSCこと南カリフォルニア大戦では背中が固まった感じで全くボールが走っていませんでしたが、このゲームでは従来のファンタジスタ感が炸裂。良い意味でも悪い意味でも、ハスキーズ攻撃は彼次第なのが否めませんね…

対するクーガーズ擁するCFB屈指のイケメンQBルーク・フォークも、強力なハスキーズ守備フロントに苦しめられながら良いパスを放っていましたが、レシーバー陣の熟練度が不十分な点に祟られて中々ボールを進める事が出来ませんでした。顔だけでなくパスのセンスもトム・プレイディに通じるものを感じるので、めげずに今後も頑張って欲しいものです。

ハスキーズとPac-12カンファレンス決勝戦で当たる南地区代表は同じく第13週にコロラド大とUSCのどちらかで決まりますが、ハスキーズとしてはUSCとリマッチしてレギュラーシーズンでの落とし前をつけたいトコロかも知れません。そして、そのカンファレンス決勝戦を良い形でモノにすればプレイオフ進出の確率もグンと上がるように思います。

今シーズンのCFBで大きな話題のひとつとなった"Purple Reigne"がどこまで上位陣に食い下がるか…いちファンとしても引き続き見守っていきたいと思います。



[了]


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