ルーク・フォーク – ワシントン州立大クーガーズ三年生 『2016年カレッジ注目”男前”QB』

2016年6月20日
2016年シーズン注目しておきたいカレッジフットボールQBの一人が、こちらのワシントン州立大クーガーズの三年生ルーク・フォーク。その最大の特長は、何と言っても御覧の通りのイケメンっぷりであります。

フランスの名優アラン・ドロンの若い頃を彷彿させるマスクは、もはやNFLでもフランチャイズ級といって過言ではないでしょう。五月人形とQBは顔が命と昔から言われてますからね…

Source:Luke Falk 8/22/15 on YouTube.com

 

 

ルーク・フォークのプレイスタイル

肝心のプレーの方はというと、こちらのCALことカリフォルニア大ゴールデンベアーズとの2015年シーズンのゲームで確認して頂ければと思います。

Source:Luke Falk(Washington State QB) vs Cal 2015 on YouTube.com

 

 

決して剛腕タイプではありませんが、かなりコントロールとボールタッチが良いQBです。緊急時にレシーバーを見つけて咄嗟にボールを放れる事も、彼が高い成功率を挙げているポイントのように感じます。レシーバー諸子が派手にポロポロしまくっているため、このゲームの勝ち星を逃したのは実に口惜しい限りですが…

課題としては守備フロントのプレッシャーがかかった時にフリーズしてしまいがちなので、紙一重でかわせるフットワークを身につけるとさらに良いパサーになれるかも知れません。

ルーク・フォーク同様「イケメン&絶妙なコントロール」というスキルセット

フォークと同じくイケメン&絶妙なコントロールというスキルセットを持った選手といえば、かつてニューヨーク・ジェッツとマイアミ・ドルフィンズで活躍したチャド・ペニントンを真っ先に挙げたいと思います。ブレット・ファーヴの電撃移籍によりジェッツから弾き出されてドルフィンズに拾われた当時は、フットボール業界全般が彼を支持する雰囲気になっていました。

こちらはその因縁の対決での、ペニントンによる2ミニッツ・ドライブです。ドライブ自体は惜しくも完遂しませんでしたが、WRグレッグ・カマリロやRBリッキー・ウィリアムスに通したパスのタッチはまさに匠の域であります。

Source:Chad Pennington 2 Minute Drill on YouTube.com

 

 

こちらは『セサミ・ストリート』に出演した時のペニントンです。ジェッツ時代から誠実派イケメンとして人気がありましたが、パスの正確性だけでなく自身のタレント性もフルに発揮しております。

Source:Sesame Street: Chad Pennington: Prepared on YouTube.com

 

 

近年のペニントン。ルーク・フォークの歩む道。

最近のペニントンはというと後進育成に精力的で、子供向けのクリニックにて熱血指導している様子も配信されている動画で確認する事が出来ます。やはりスキルで飯を食っていただけはあり、その指導ポイントは的確で僕自身も度々参考にさせて頂いています。

母校のマーシャル大サンダリングハードではランディ・モスと並ぶ偉大な卒業生(しかも同時期に在籍)に数えられ、このような現役QBにアドバイスする企画も作られています。ただ、ジョン・グルーデンのQBキャンプのパ○リにも見えなくもないですが…

フォークもペニントンのような未来が約束されているとはまだまだ断言出来ませんが、NFLでもスターになる素養は十分にあるのではないでしょうか。ドリュー・ブレッドソー以来(ライアン・リーフはさておいて…)のワシントン州立大出身の逸材に、引き続き期待していきましょう。



[了]

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