両軍合わせて獲得距離1700ヤード!? オクラホマ大 vs テキサス工科大

2016年10月28日
CFB第八週でビックリだったゲームを。

オクラホマ大スーナーズとテキサス工科大レッドレイダーズによるBig 12の同カンファレンス対決は、両軍合わせて125得点に獲得距離1700ヤード越え、守備コーチ陣の吊るし上げは免れないノーガードの「撃ち合い」となりました。

テキサス工科大の注目ポイント

テキサスの恋人ことCFB随一のイケメンHCクリフ・キングスベリー率いるテキサス工科大に注目すると、エースQBパトリック・マホームズがパスで734ヤードの5TD、ランでも85ヤードの2TDという驚異的な数字を叩き出しています。テキトーな投球フォームとステップながらも、パッツンパツンの身体とMLB選手だった父親譲りの剛腕から繰り出されるプレーにはかなりのインパクトが。

マイケル・クラブトゥリー、ウェス・ウェルカー、ダニー・アメンドーラなどNFLで活躍しているWRの卒業生を御覧になれば分かると思いますが、伝統的にテキサス工科大はパス攻撃に定評があります。現在指揮を執っているキングスベリーHC自身が同校のエースQBであった事も、その伝統が守られている要因のひとつとなっているのかも知れません。


オクラホマ大の注目ポイント

かたやオクラホマ大QBベイカー・メイフィールドはパスで545ヤードに同校記録の7TD、しかもINTなし。一年生時にプレーしていた古巣に「御礼参り」する形となりました。

このような乱打戦にも関わらずオクラホマ大がボールコントロール出来たポイントとして、エースRBサマジェ・ピーラインの負傷を受けて先発を務めたジョー・ミクソンの激走が挙げられます。31回キャリーの263ヤードに2TDと、こちらも凄まじい数字でした。パスレシーブやリターンでの活躍も見ると、学生時代のレジー・ブッシュ(現バッファロー・ビルズ)を彷彿させてくれます。

ちなみに解説を務めるのは、クリーヴランド・ブラウンズ等に在籍していたブレイディ・クイン。ドラフト会議にてノートルダム大の大先輩であるジョー・サイズマンにネクタイの締め方で「シメ」られていましたが、今ではちゃんと出来ていて安心しました。

個人的にはBig Tenでよく見られるような強力守備によるせめぎ合いを観てアツくなる性(たち)ですが、たまにはこんなバスケットボールみたいなゲーム展開も良いものですよね。

Source:Oklahoma @ Texas Tech 2016 One Hour on YouTube.com

 

 



[了]

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