2015年 Pac-12決勝戦はスタンフォード大カーディナル vs UCLA or USC!

2015年11月28日
「太平洋12カンファレンス」ながら太平洋沿岸に所在していない学校が複数含まれるPac-12(ハイフンが必要であると最近気がつきました…)ですが、こちらのカンファレンス決勝戦進出状況はシンプルであります。

北地区代表 スタンフォード大カーディナル

北地区の代表はスタンフォード大カーディナルで決定。レギュラーシーズン最終戦の相手はカンファレンス外の名門ノートルダム大ファイティングアイリッシュなので、勝敗に関係なくカンファレンス決勝戦には進出できます。

ところが現在のCFP(カレッジ・フットボール・プレイオフ)ランキングでスタンフォード大が9位、ノートルダム大が6位に着けているので、今後の上位陣の崩れ具合によっては両校のどちらかが4位以内に入る可能性も芽生えてきます。それ故この最終戦が、消化試合などではなくプレイオフ進出への活路を拓く削り合いとなるのは必至でしょう。プレイオフ評議会や記者投票によるランク付けは、上位チームにも戦力温存の余地を与えない実に恐ろしいシステムであります…

以前紹介させて頂いたRBクリスチャン・マカフリーもハイズマン賞有力候補に数えられているため、彼をプッシュするためにもスタンフォード大は頑張りたい所です。

南地区代表を争うのは…UCLAとUSC

南地区は、UCLAことカリフォルニア大ロサンゼルス校ブルーインズとUSCこと南カリフォルニア大トロージャンズによる最終戦の勝者がカンファレンス決勝戦進出のチケットを手に入れます。両校ともシーズン当初ランキング高順位に着けていたユタ大ユートスを下し「これは!」と思わせましたが、同じくどちらも下位チームにうっちゃられてしまい混戦模様となってしまいました。

Source:Highlights: USC football upsets No. 3 Utah on YouTube.com

 

際立ったタレントがいる訳ではありませんが、スティーヴ・サーキジアンHCの下でまとまりを感じるUSCに期待をしてしまいます。派手さはありませんがエースQBコディ・ケスラーはゲームを作る安定感が見られるようになり、こちらのユタ大戦では守備陣も奮闘していますからね。個人的にも、久々にローズボウルでトロージャンズの勇姿を見たいなーと思っております。



[了]

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