NFLからは「夢」を、カレッジからは「闘志」を。 〜世紀の大番狂わせ〜

2014年5月28日
フットボールどころかアメリカのスポーツ界でトップにランクインする番狂わせ、アパラチアン州立大マウンテニアーズ(FCS)とミシガン大ウルヴァリンズ(FBS)の2007年開幕戦のハイライトをどうぞ。つい最近の出来事と思いきや、あれから7年が経過しようとしているとは…
NCAAフットボールの1部校はFBS(旧1-A)とFCS(旧1-AA)に分割されていて、前者はボウルゲームに出場出来て、後者はその出場権を持たないというのが大きな相違点です。奨学金の提供枠も異なり勝敗は火を見るより明らかなのですが、一応同じ1部校という事でシーズン中に交流戦のような感じで試合が組まれます。
そのような背景に加えて、ジェイク・ロングやチャド・ヘニーにマリオ・マニングハムなど卒業後NFLへ進んだ選手を数多く擁するミシガン大を相手にした事を考えると、Xリーグの下位チームが上位チームをひっくり返すよりはるかに起こり難い出来事だったに違いありません。(ちなみに、アパラチアン州立大QBアルマンティ・エドワーズは昨年までNFLでWRとしてプレーしていました)

NFLからは究極的な目標となる「夢」を、カレッジフットボールからは目の前にある苦境に打ち勝つ「闘志」を貰えるのでは…僕個人はそんな感じで楽しみ分けているような気がします。
今シーズンそれぞれのフットボールが動き出しているこの時期、皆さんの良い刺激にして頂けると幸いに思います。

 

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