2016年オレンジボウル ミシガン大ウルヴァリンズ vs フロリダ州立大セミノールズ 

2017年1月7日
新年明けましておめでとうございます。本年も何卒Dr.FOOTBALL御愛顧の程を…

CFB新年6大ボウルのトップバッターとなる、こちらのミシガン大ウルヴァリンズとフロリダ州立大セミノールズによるオレンジボウルは予想通りの激アツな内容となりました。

2016年オレンジボウル ジャブリル・ペッパーズを欠いたミシガン大ウルヴァリンズ

ミシガン大はほぼ敵地といっても良いフロリダに乗り込む形となった上にモンスターLBジャブリル・ペッパーズを負傷で欠くという逆風の中で、かなりの健闘を見せてくれました。NFL選手だったジム・ハーボーHCと並んでもそのデカさが分かる二年生QBウィルトン・スペイトが、序盤はフロリダ州立大の守備に苦しみながら荒削りなマサカリ投法でパスを決めています。

2016年オレンジボウル 要所を締めたフロリダ州立大セミノールズ守備陣

かたやフロリダ州立大の先発QBデアンドレ・フランソワは一年生ながら、投走共に洗練されたスキルを有している選手です。彼が在学している限り、フロリダ州立大攻撃は暫く安泰かも知れません。シーズン後半から調子を上げてきた怪童RBダルヴィン・クックも、ココイチの場面で良いゲインを披露してくれます。

シーズン中のルイヴィル大戦で蹂躙された感のあったフロリダ州立大守備ですが、大ピンチのレッドゾーンでミシガン大の攻撃をピシャリと止める等、このゲームに関しては一貫してピリッとしていました。ラマー・ジャクソンやデショーン・ワトソンと違って、スペイトが脚を持っていないという点に救われた感もありますが…

いずれにしろ、最後の最後まで目が離せない名勝負である事は間違いありません。どうか御堪能頂けると幸いに思います。



[了]


同じカテゴリーの記事一覧

ページのトップへ戻る