カレッジフットボール開幕週。最も熱かったノートルダム大 vs テキサス大の戦い。

2016年9月14日
2016年CFB(カレッジフットボール)開幕週で最も激熱だったと言われているのが、シーズン前ランキング10位のノートルダム大ファイティングアイリッシュとランキング圏外だったテキサス大ロングホーンズによるこちらのゲームになります。ジェットコースターのような展開となった壮絶な撃ち合いを、お時間のある方はどうかフルゲームで堪能して下さい。

Source:Notre Dame vs Texas football 2016 on YouTube.com

 

 

勝敗を分けたデュアルQBシステムの完成度。

「ええっ!もう取られちゃったの…(悲)」「おいおい、走り切っちゃったよー(喜)」みたいな感じで、テキサス大HCチャーリー-・ストロングが正直な気持ちをモロ顔に出しているのも見所のひとつ。相も変わらず愛すべきキャラクターです。

この両校に共通しているのがデュアルQBシステム、つまりQBを二人で回している点にあります。そこが上手くいっていたかどうかも、観戦ポイントになると思います。

テキサス大は一年生シェイン・ブシェールを先発起用。身体も大きくなく「やらなそう」な佇(たたず)まいなのですが、これがとんでもない強肩の持ち主。大抜擢された理由がよーく分かりました。

ブシェールをポイントでフォローするのが四年生タイロン・スゥープス。かつてのティム・ティーボウよろしく、ショートヤードやレッドゾーンにて自らのQBランで確実にボールを進めます。その昔NFLで活躍したジェローム・ベティスやクレイグ・ヘイワードのような巨漢RBを彷彿させるケツ周りをしていれば、そりゃあ学生のタックルくらい弾き返しますよね…

対するノートルダム大は、三年生デショーン・カイザーと四年生マリク・ザイアーの併用で臨みます。昨2015年はザイアーが先発でしたが、負傷で残り試合を欠場する事に。その後リリーフしたカイザーがそのまま先発を継続する形となりました。

昨シーズンに比べてカイザーのパスが良くなったのは大きな収穫でしたが、ザイアーにスイッチした途端に攻撃の勢いが滞ってしまっていたため、次回のゲームからはカイザーの独り立ちになるのではないかと思われます。

お時間のない方はこちらの1時間編集シリーズ(タイブレイク突入のため1時間半くらい)をどうぞ。こちらでもかなり堪能出来ます。


Source:Notre Dame @ Texas 2016 One Hour on YouTube.com

 

 

観客席のテキサスガールがこれだけ熱狂してくれると、そりゃあ男子はフットボール頑張っちゃいますよね…


[了]


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