2016ドラフト下位指名注目株3 ドイツ出身 モーリッツ・ボーリンガー

2016年5月16日
2016年のNFLドラフト入団選手で異色の経歴の持ち主No.1といえば、ミネソタ・ヴァイキングスが六巡指名したドイツ出身のモーリッツ・ボーリンガーで決まりでしょう。Dr.FOOTBALL編集長もプレー経験があるドイツのセミプロリーグ、GFLでのハイライト集をどうぞ。

ミネソタ・ヴァイキングス六巡指名 ドイツ出身 モーリッツ・ボーリンガー

Source:Moritz Boehringer 2015 Full Season Highlights on YouTube.com

 

 

ドイツ人のNFL選手としてはDEビヨン・ワーナーがフロリダ州立大を経由してインディアナポリス・コルツ入りした前例がありますが、ボーリンガーのように米国本土でのプレー未経験でドラフト指名されたケースは恐らく前代未聞だと思われます。

頑丈な身体にも関わらずスムーズな動きとシュアハンドを持ち合わせている所は、まさにしっかりしたボディで乗り易さが売りのドイツ車そのもの。

ボーリンガーがフットボールを始めたきっかけは、職場の先輩となるAPことエイドリアン・ピーターソンのYouTube動画に触発されたからとの事です。看取り稽古だけでここまでやれているので、ホンモノの上手い選手がゴロゴロいる環境に入った時の成長曲線は恐ろしい事になるでしょうね…

日本にもボーリンガーのような資質を持った若者が、何処かで隠れているに違いありません。そんな彼等がフットボールを目にする確率をチョットでも上げるために、Dr.FOOTBALLはこれからも凄い選手達の動画を紹介していきたいと思います。日本車も頑張ろう!



[了]

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