【2016年ドラフト注目株】マイルズ・ジャック – UCLAブルーインズ

2016年2月20日
スーパーボウルが終了すれば、カレッジとプロの両方にとって大イベントであるNFLのドラフトが待っています。デンヴァー・ブロンコスの堅守による勝利を見て、守備選手の株が急上昇すると思われますが…ともあれ例年通り注目選手を追っていきましょう。

第一弾は「やっべーぞ」的なスーパーアスリートである、UCLAことカリフォルニア大ロサンゼルス校ブルーインズLBマイルズ・ジャックであります。どの辺が「やっべーぞ」なのかというと、ディオン・サンダースやチャールズ・ウッドソンそしてクリス・ギャンブル等のようにDBとWRを兼任する選手は今までもチラホラ見受けられましたが、彼の場合はメジャーカレッジにてLBとRBという前代未聞の兼任を行っていた点にあります。

一年生から LB / RB の二刀流で大活躍

スタッツに注目すると、一年生のときに51ソロタックルをかましながら、何とRBとして267ヤードに7TDを獲得。二年生ではLBでの起用が多めで57ソロタックルにランで113ヤードの3TDという…

こちらの動画にもあるように自らの身体をエンドゾーンにねじ込むような走りを見ると、かつてテネシー・タイタンズの大黒柱であったエディ・ジョージのそれを彷彿させられます。本職のLBではブロッカーの処理とパシュートの正確さも中々のもので、ソロタックルをこんなにも量産した理由がよく分かりました。攻守両方のプレーブックを把握していた訳ですから、戦術理解度の高さがLBとしての安定した動きに繋がっていたように思えます。

185cmと近年のLBとしては小さめな事と三年生時のシーズンエンドの原因となった膝の負傷が懸念材料として挙げられていますが、こういうクレバーなタイプはサイズに関係なくパフォーマンスを発揮するものですし、膝もじっくりリハビリすれば問題はないでしょう。プロ入り後はちょっとシンドイかも知れませんが、再びジャックの「二刀流」姿を見られる事に期待したいです!


Source:Myles Jack UCLA LB/RB || Career Highlight Mix on YouTube.com

 

 

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