CFB第九週ベストゲーム – クレムソン大タイガーズ vs フロリダ州立大セミノールズ

2016年11月2日
CFB第九週のベストゲームと断言してよい、クレムソン大タイガーズとフロリダ州立大セミノールズによるACCの同カンファレンス対決を30分編集版でどうぞ。

スキルポジションのそれもさることながら、両軍のパスラッシュの速さがACCのスピード感溢れるフットボールを象徴している事をこのゲームで再確認出来ました。

フロリダ州立大の怪童、RBダルヴィン・クックが大活躍

今シーズンは鳴りを潜めていたフロリダ州立大の怪童RBダルヴィン・クックですが、このゲームでは4TDの大爆発。戦前の下馬評を覆さんばかりのハッスルぶりを見せてくれます。一年生QBディアンドレ・フランソワも先発に抜擢されて以来ここまでの成長が目覚ましく、来季以降のセミノールズ攻撃を牽引する存在となるのは間違いないでしょう。

クレムソン大を牽引するエースQBデショーン・ワトソン

クレムソン大は何と言っても、CFB界のATSUSHIことエースQBデショーン・ワトソンに尽きます。彼は本当に「持っている」選手という事をこのゲームでも認識させられました。デショーンがノリノリなのは結構ですが、目下NFLで不動のビリをひた走る(もはや歩いているようにしか見えませんが…)クリーヴランドの某チームに来年のドラフトでトップ指名されるのではないかという懸念がにわかに生じ始めています。伝統的にQBを腐らせる事に定評があるチームゆえ、彼のいちファンとしてそれだけは回避して欲しいと切に願うばかりです。

鳥山明先生の影響力がカレッジフットボール界にも…!?

近年サイドラインからイラストが描かれたボードを使って作戦伝達するのがCFBで一般的となっていますが、何と日本が世界に誇る漫画『ドラゴンボール』の主人公:孫悟空の姿をクレムソン大のボードにて確認する事が出来ました。同じ名古屋出身の鳥山明先生の影響力がここまで及んでいるのを見て、何だか誇らしげな気分になった11月の初旬であります。



[了]


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