米カレッジフットボール、FBS最年長55歳でボールキャリー。ジョー・トーマス・シニア

2016年11月30日
CFBでどえらい記録がまたひとつ生まれました。

サウスカロライナ州立大ブルドッグスRBジョー・トーマス・シニアが、FBSの最年長記録となる55歳でボールキャリーを果たしました。42番の選手がトーマス・シニアで、記録は3ヤードだったそうです。

Source:FB: Thomas, Sr. Makes History on YouTube.com

 

 

素顔を拝見してみると、確かに良い歳のオジサンですね…

若い頃からの夢であったカレッジのフットボール選手になる事を実現するべく、奨学金なしの大学入学&自主入部で主にスカウトチーム(一軍の練習台)としてトーマス・シニアは練習に参加していました。日頃からコーチに「ボールを持たせてくれれば俺はやる」と主張していたそうですが、最終学年の今シーズンにその夢が叶ったという訳です。

ちなみに息子のジョー・トーマス・ジュニアは現在グリーンベイ・パッカーズのLBで、一緒に練習する事は無かったものの同じサウスカロライナ州立大出身であります。まさに漫画『あぶさん』のCFB版とでも言いましょうか。

ジュニアも「外に展開するプレーは怪我するかも知れないから、やるなら中央のプレーにして欲しい」と心配混じりのエールを送っていたようです。

僕を含めた皆さん、「もう歳だから…」という言い訳は出来なくなりましたよ。



[了]


同じカテゴリーの記事一覧

ページのトップへ戻る