CFB第八週、無敗同士の対決。テキサス農工大アギーズ vs アラバマ大クリムゾンタイド

2016年11月14日
目下スキのない「横綱」をうっちゃるのは、やはり至難の業のようです。

CFB第八週で注目カードのひとつであった、テキサス農工大アギーズとアラバマ大クリムゾンタイドのSEC同カンファレンスかつ無敗同士の対戦でしたが、テキサス農工大が善戦するも要所をアラバマ大守備がピシャリと抑える内容となりました。

ゲームの見所:アラバマ大クリムゾンタイドのパスラッシュ

何と言ってもアラバマ大の「横綱」パスラッシュが凄まじい事に尽きます。塩をかけられたナメクジの如く、パスプロテクションのカップが瞬時に縮められていますからね…ランプレーの方もほぼDLで止めているので、テキサス農工大は攻撃の組み立てに相当苦心したように思います。

ゲームの見所:テキサス農工大QBトレヴァー・ナイト

アラバマ大キラーとして期待されていたテキサス農工大QBトレヴァー・ナイトに関しては、リードオプションによる自らのランやバックショルダーパスで良い所まで食い下がる健闘を。同じく守備も激しいパスラッシュやセカンダリーの鋭い刺し込みを披露してくれましたが、スコアリングに絡んだアラバマ大守備の方がどうやら一枚上手だったようです。

アラバマ大から金星をあげるチームは何処に…!?

第十週からスタートしたCFP(カレッジ・フットボール・プレイオフ)ランキングでは、アラバマ大は文句無しの1位に。テキサス農工大もこのゲームでの内容が評価されたのか4位にランクされ、無敗のワシントン大(5位、Pac-12)を差し置いてプレイオフ圏内に入る事が出来ました。

ますます持って、Big Ten、Big 12、Pac-12のカンファレンスからアラバマ大を破るチームを見つけるのは難しくなってきた感があります。それどころか、軒並み守備力の高い他のSEC所属校との対戦も結構しんどいかも知れません。

そうなるとアラバマ大に対抗し得るのは、スピード感あふれるACCのトップチーム、デショーン・ワトソン擁するクレムソン大だけになるのでしょうか…いずれにせよ、手がつけられない強さのアラバマ大に土をつけるチームがどこになるのか興味は尽きません。



[了]


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