米カレッジフットボール名将達の解雇劇に見る適者生存の法則。

2016年9月30日

名将レス・マイルズの解雇。 ルイジアナ州立大学タイガーズ

早くもCFBでは成績不振となったコーチの首が胴体から離れる時期となり、こちらの「名将」もどうやら例外ではなかったようです。

LSUことルイジアナ州立大タイガーズは、2007年にチームを全米王座に導いたレス・マイルズHCの解雇を発表しました。ひょっとすると歴史に残る大逆転劇になっていたかも知れない、同じくSEC所属かつタイガーズのニックネームを持つオーバーン大とのゲームでのラストプレー(?)をどうぞ。

LSU同様に開幕ダッシュでつまづいていたオーバーン大ガス・マルザーンHCの首元もひんやりしていたと思われますが、わずか1秒が命運を分けたようです。

ノートルダム大ディフェンスの功労者。ブライアン・ヴァンゴーダー守備コーディネーターの解雇。

さらに「粛清」はノートルダム大ファイティングアイリッシュでも敢行されました。「格下」と見なされていたデューク大ブルーデヴィルズに敗戦後、ブライアン・ヴァンゴーダー守備コーディネーターを解雇。近年のノートルダム大守備を整備した功労者ですが、今シーズン開幕から撃ち合い(点数の取り合い)で競り負け続けている事で大ナタが振られたのでしょうね…

毎年ながら、アメリカの高いレベルでフットボールに関わる事は非常にタフであると痛感させられる9月の終わりであります。

[了]


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