シュガーボウル オクラホマ州立大カウボーイズ vs ミシシッピ大レベルズ (2016年1月1日開催)

2016年1月4日
CFPを持ち回りで開催する事も関係して、年明けに開催される六つのボウルゲームを『New Year's Six Bowls』と呼ぶようになったそうです。今回はそのうちのひとつである、招待校オクラホマ州立大カウボーイズとSEC代表Ole Missことミシシッピ大レベルズの若干地味な組み合わせとなったシュガーボウルをどうぞ。

今年のシュガーボウルの見所

Ole MissのOBでまさに英雄的存在でもあるマニングパパことアーチー・マニング氏もチラッと登場、若い女性に記念撮影をねだられています。卒業後もニューオリンズ・セインツに入団した経歴は愛工大名電から中日ドラゴンズに進んだようなものですから、地元の支持が絶大となるのも無理はありません。

両校ともごっついQBを擁してそれなりの攻撃力を有していますが、それ以上にターンオーバー・マージン(攻撃権を奪った数と奪われた数の差)+13も同じ値というおっそろしく強力な守備の方にどうしても目が行ってしまうゲーム内容です。破壊的なDLのパスラッシュにカミソリのようなDBのタックル、そりゃあOle Missがレギュラーシーズンでアラバマ大に土をつけたのも納得出来ますよ…

守備合戦でロースコアの展開となると思いきや結構点数が入ったゲームとなりましたが、膠着状態からどの様に、そしてどのタイミングで均衡を崩したのかに注目すると色々参考になるものが見つかるように思います。魚の頭から尻尾まで平らげるが如く、接戦でなくてもフットボールの面白味を感じられる事が自分の最大の才能であると再認識させられるゲームでもありました。



[了]

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