R.I.P. ハイズマン受賞者ラシャーン・サラーム氏と再起を誓ったジョー・マクナイト氏。

2016年12月13日
年の瀬となりハイズマン賞の行方が気になる所ですが、いきなり飛び込んできたかつての受賞者の訃報に声を失っています。

1994年のハイズマン受賞者でコロラド大バッファローズRBであったラシャーン・サラーム氏が、コロラド州ボルダーにて遺体で見つかったとの報道がありました。遺書らしきメモも確認されたため、恐らく自ら生命を絶ったというのが警察の見解だそうです。

ラシャーン・サラームのフットボール人生

学生時代はシーズン獲得距離2000ヤード超えなどの華々しい活躍を見せたものの、シカゴ・ベアーズから始まったプロ生活はパッとせずいつの間にかNFLから姿を消してしまいました。短命だった新興プロリーグXFLにも参加しましたが、そこで現IBMビッグブルーの山田晋三HCとチームメイトだった事を覚えていらっしゃる方も少なくないかも知れません。

あくまでも私見ですが、今年は後輩達がPac-12地区優勝を飾る躍進を見せてくれて嬉しかった反面、対照的に衰えつつある我が身と比較して寂しさも増してしまい衝動的に行動してしまったのではないか…と。

いずれにせよまだ42歳の若さ、本当に口惜しい限りです。

ジョー・マクナイト CFLで再起をはかろうとした矢先の死

それほど前の事ではない、ニューヨーク・ジェッツとカンザスシティ・チーフスに在籍していたジョー・マクナイトが路上で撃たれて生命を落とした件もまだ影を落としてるというのに…

USCこと南カリフォルニア大の学生時代から注目していましたが、今年からCFLのサスカチュワン・ラフライダーズで再起をはかろうとした矢先だけに、彼の不慮の死も実に悔やまれます。

Source:Joe McKnight – Last Call 2016 Tribute on YouTube.com

 

 

こちらはマクナイトのNFLでのハイライトであります。供養代わりに彼の見事なリターンをどうか御覧下さい。

理由はどうあれ、親に先立つのは最大の親不孝です。彼等の冥福を祈りつつも反面教師で、2016年の残りを自重しながら過ごしていきたいと思います。



[了]


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