【2014年ドラフト】DTアーロン・ドナルドとラムズの守備フロント

2014年5月14日
4巡目で元スタジアムの清掃員だったSモーリス・アレクサンダーを、7巡目では同性愛者である事をカミングアウトしたDEマイケル・サムを指名して今年のドラフトで最も話題を集めたと思われるセントルイス・ラムズですが、上位指名となるとジェフ・フィッシャーHCの意向が色濃く反映された堅実なものとなりました。

指名権が二つあった1巡目では、今年No.1のOLとの呼び声が高かったオーバーン大タイガースOTグレッグ・ロビンソンに次いで、ピッツバーグ大パンサーズDTアーロン・ドナルドを指名。これは非常にナイスな選択だと個人的に思いました。

ドナルドは185cmと同ポジションでは小兵の部類ですが、御覧の通りの豊富な運動量と身長の割に長いリーチを活かしたプレーが特長であります。この動画の1:00あたりのQBとRBを同時にタックルするシーンはまさに圧巻です。彼の姿を見て、ダラス・カウボーイズの黄金期を支えたDTラッセル・メリーランドの事を思い出されたオールドファンもいらっしゃるのではないでしょうか。
ドナルドの加入によって、既存のLBジェイムス・ロウリナイティスやDEクリス・ロングの仕事がかなりスムーズになるように思われます。マイケル・サムも戦力として計算出来るようになれば、今年のラムズ守備フロントはかなり面白くなりそうですね。

 

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